バカラ 王様

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ゲートオブヴァーミリオンは多人数を別空間に移動させることができるようだが、それでも千人規模の軍勢を移送させられるかどうかは不明だ

 つまり、ルシオン軍の武装召喚師には、それだけの実力者がいるということであり、油断はできないということだ

「《蒼き風》および《紅き羽》、転進し、後方のルシオン軍に対応せよ!」 と命じてきたのは、メレド軍白百合戦団の人間であり、傭兵たちは顔を見合わせた

無論、指揮権があるからこその命令であり、反論の余地もないのだが

「俺達だけでか?」「いいじゃないですか、存分に手柄を上げられますよ」 ルクスがいうと、シグルドが凶暴な笑みを浮かべた

「そりゃあそうだ」 前方のルシオン軍にも対応しなければならない以上、後方から接近中の部隊に割ける人数は限られている

《蒼き風》、《紅き羽》の二傭兵団を合わせても千に遠く及ばないものの、戦力的には千人程度ならば対応できるはずだった

《蒼き風》も《紅き羽》も歴戦の猛者ばかりで構成された強力な傭兵集団だ

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「結婚資金も稼げるってものね」「それはいい」《紅き羽》団長ベネディクト=フィットラインの言葉を肯定したのは、副団長にして実弟ファリュー=フィットラインだ

ファリューは姉がルクスと結婚することを望んでいるらしい

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なんでも、早く結婚して傭兵から身を引いて欲しいというのがファリューの願いらしく、そういう話を聞くと、彼女の想いを受け入れるのもやぶさかではないかもしれない、などと考えてしまうのだ

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 もっとも、ルクスは当面、結婚するつもりなどはなく

「冗談も程々にね」 告げて、ルクスは後方の敵軍に向き直っていた

ルクスの視界には、まだ、敵兵の姿はない

が、感知範囲には入り込みつつあった

召喚武装グレイブストーンを手にしていることによって強化された感覚が、敵の接近を脳裏に映像化し、伝えてくれる

「ルクスってばひどーい」「義兄上、お手柔らかに」「だれが兄なんだ」 ファリューが当然のように弟顔をしてくるので、ルクスは憮然とした

「突撃隊、続け!」《蒼き風》突撃隊長として部下たちに命じ、反応を待つでもなく駈け出した