パチスロ ハナペカ 天井

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「……お前、名前はなんていうんだ?」「世渡一斗って言うんだ

あんたは?」「おれの名前はハルク

一斗、お前設計図書けるのか?」「まぁ、設計図くらいならな

しょっちゅう見てたし、書いたこともあるし」 そうなのだ

 実際仕事を始めた当初クライアントの要望で、よく建物の設計の話をしていたことを思い出した

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「……じゃあ一緒にある建物(・・・・)をつくるのを手伝ってくんねーか?」***「てな具合にな

頼りにされて嬉しかったもんだから、その流れでこうやって手伝わせてもらってるってわけ

 でも、面白いもんだよな

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だって、求めていたときは全然思うようにいかなかったのに、何も考えていないとき結果的に思うようになっていた感じでさ」 空を気持ち良さそうに見上げながら話している一斗を、マイはとても優しい目で見つめている

きっとそれは一斗の意識アンテナが変わったからじゃないからな?」「アンテナが、変わった?」「そう

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話を聴く限りでは、これまで一斗はみんなに認めてほしい、よくしてほしいと思って動いていたんでしょ? それが、だんだん自分のできることで何か役に立ちたいって思うようになったよね?」「ま、まぁな(改めてマイにそう言われると嬉しいんだけど、途端に恥ずかしくなる……なんでだろ?)」「そうやって、相手に求めるだけではなくて、相手が求めていることを敏感にキャッチできるようになったから、親方とも出会えたんだとマイは思うよ」「そっかぁ……そうだといいな」 一斗は、これまで仕事で関わった人たちのことも久しぶりに思い出しながら

 そんな一斗をマイは愛おしく見守りながら

 二人はしばらく遠くの空を見つめるのだった